材木が木型材になるまで(乾燥などのプロセスと、加工方法)
材木が木型材になるには、どのような工程を経るのでしょうか。こちらを順に追ってみていきましょう。
オオイシでは、材木は丸太を現地にて選別して購入しています。
購入した材木を製材し、3か月くらい天日乾燥します。その後乾燥庫にて1週間から2週間かけて人工乾燥させます。建築材料となる針葉樹は乾燥時間が短めですが、家具材となる広葉樹は針葉樹の約2倍の時間をかけて乾燥させます。また、材料が厚物の場合には低温から徐々に温度を上げ、ゆっくりと長い時間をかけて乾燥させます。薄物は高温になるまでの時間が短く、短時間で乾燥させます。
最近はここまでの工程は一般的に中国の工場でおこなっています。(その為、弊社では中国の現地確認を定期的に行っています。)
製材してから約4か月後、材木は日本に到着します。
オオイシの倉庫に到着した材木は、今度は桟積みで天日乾燥されます。人工乾燥の時に、材木の含水率は8%ぐらいまで下がっていますが、日本で天日乾燥することで含水率を12~15%まで戻す目的もあります。こうして、適度な含水率になった材木が倉庫で保管されています。
鋳造の木型を作られている製作所様からご注文をいただくと、この材木が届けられます。製作所に到着した材木は、熟練した職人さんの手で、木型へと加工されていきます。
木型の材料となる材木についてのお問い合わせは、オオイシまで。
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